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PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)

特長 注意点
  • 連続使用温度約260℃
  • 殆どの薬品に侵されない
  • 低摩擦特性に優れる
  • 絶縁特性に優れる
  • 吸水率0%
  • 非粘着性である
  • 優れた耐候性を持つ
  • 比重が高く、重い
  • 放射線によって脆化する





PTFEレーダーチャートPTFE切削加工品PTFE切削加工品2
  • PTFEナチュラルグレード
  • PTFEガラス繊維15%充填グレード
  • PTFEガラス繊維20%充填グレード
  • PTFEガラス繊維25%充填グレード
  • PTFEグラファイト15%充填グレード
  • PTFEグラファイト30%充填グレード
  • PTFE

    ガラス繊維15%、二硫化モリブデン5%充填グレード

  • PTFE

    ガラス繊維20%、グラファイト5%充填グレード






 

単位

ASTM

試験方法

ポリテトラフルオロエチレン

透明性

 

 

不透明

比重

 

D792

2.14~2.20

引張強さ

MPa

D638

14~34

破断時伸び

D638

200~400

引張弾性率

MPa

D638

390~550

圧縮強さ

MPa

D695

12

曲げ強さ

MPa

D790

衝撃強さ アイゾットノッチ

J/m

D256

160

硬さ ロックウェル

 

D785

硬さ ショア  

D2240

D50~65

硬さ バーコル

 

D2583

線膨張率

×10-5/℃

D696

7.0~12.0

荷重撓み温度1.81MPa

D648

耐熱温度(連続)

 

260

体積抵抗率

Ω・cm

D257

1018

絶縁破壊強さ

kV/mm

D149

19

誘電率

106Hz

D150

<2.1

耐アーク性

sec

D495

>300

吸水率(24h)

重量%

D570

<0.01

燃焼性

mm/min

D635

不燃性

耐酸・耐アルカリ性

 

D543

侵されない

耐溶剤性

 

D543

耐える

  • PTFE(フッ素樹脂)の寸法公差はどの位にすればいいでしょうか?
  • PTFE(フッ素樹脂)は金属などと比較すると、常温での熱膨張係数が大きく、弾性体である為、工業部品としての寸法許容差は比較的大きい幅で設定されることが多く見受けられます。一般的なPTFE(フッ素樹脂)加工品の寸法公差は、1mm~16mmで±0.1~±0.3、16mm~40mmで±0.2~±0.6になっていることが多いです。

  • 極端な話、朝と晩で寸法が違う気がするのですが・・・
  • PTFE(フッ素樹脂)の線膨張率は鉄の10倍、アルミニウムの4倍程あります。このことがフッ素樹脂の熱膨張率が大きい要因となっています。またPTFE(フッ素樹脂)は20℃付近で転移点があり、体積が約1%変化する特性があります。そのためPTFE(フッ素樹脂)の成形品は、この転移点の上下で明らかな寸法の変化が生じますので、加工・寸法測定時の温度管理はきわめて重要になります。測定はだいたい25℃の雰囲気中で4時間以上静置した後に行うことが望ましいとされています。

  • 測定の際に気をつけることはありますか?
  • フッ素樹脂は弾性を持つために、寸法測定時に測定子をあまり強く押し付けると弾性変形により正しい数値が得られないことがあるので注意する必要があります。

  • PTFEとテフロンって違うものですか?
  • PTFEは、ポリテトラフルオロエチレン (polytetrafluoroethylene)の略で 、テトラフルオロエチレンの重合体で、フッ素原子と炭素原子のみからなるフッ素樹脂(フッ化炭素樹脂)のことです。テフロン(Teflon) は最初にPTFEを商品化した米国デュポン社の登録商標名になります。フッ素樹脂やPTFEと呼ばれるよりテフロンで呼ばれることが多いです。

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